
巨大テック企業の光と影、
そして現代社会のありかたを英語で読み解く
課題図書とプログラムの魅力
依存症とまでは言わずとも、なかなかスマホが手から離れず、気がついたら数時間経っていた……なんてこと、皆さん一度はご経験があるのではないでしょうか。このような「時間の浪費」に頭を悩ませている人も多いかもしれませんが、SNSの影響はこれに留まりません。 蔓延するフェイクニュースやヘイトスピーチ、アルゴリズムによる拡散。これにより実社会で引き起こされた悲劇(ミャンマーにおける大虐殺の助長など)は、世界を揺るがす極めて深刻な社会問題となりました。
なぜ、世界最高峰の知性が集まる巨大テック企業は、これほどの悲劇や倫理崩壊を防げなかった(あるいは、防ごうとしなかった)のでしょうか。
ここ数年、日本でも「コーポレートガバナンス」や「企業倫理」といった言葉を耳にする機会が増えてきました。企業が利益を追求する一方で、社会的な責任を果たし、健全な組織文化を維持することは、現代において避けては通れない、極めて重要なテーマです。
今回のブッククラブで読む 『Careless People』 は、まさにそうしたテーマを、世界で最も影響力のあるテック企業の一つ(Meta/Facebook)の内幕と、そこに生きた人々の物語として深く掘り下げた一冊 です。
本書では、以下のようなリアルな実態と現代社会の問題が、Meta社の元公共政策担当ディレクターの視点により、率直にそして生々しく語られています。
- 華やかなプラットフォームの裏に隠された、歪んだ意思決定プロセスと組織文化
- 社内のモラルハザードや倫理的な問題に対して立ち上がった人の葛藤(Whistleblowing / 内部告発)
- プラットフォームが成長とともにユーザーや社会への影響よりも経営者の富を優先したことの末路
- 依存性とネットワーク効果ゆえに、批判しながらもそのプラットフォームから離れられない現代人のジレンマ
同時にこの本は、単なる暴露本ではありません。
- 組織の「トップの力学」は、現場で働く人々の倫理観やメンタルにどのような影響を与えるのか
- なぜリーダーは時に「感情」や「直感」で大きな決断をしてしまうのか
- 私たちは、利便性と引き換えに何を失っているのか
といった、現代のビジネスパーソンなら誰もが直面し得る本質的な問いを、私たち読者に投げかけてきます。今回のプログラムでは、ただの読書体験に留まらず、こうした現代の社会問題や組織論について、英語を使って深く語り合います。
ファシリテーター
今回のディスカッションをリードするのは、オーストラリア出身のファシリテーター Emily Bailey氏 ( Emily Bailey氏のプロフィール ) です。Emilyのファシリテーションのもと、心理的安全性の高い環境でディスカッションを行いましょう。ただ自分の感想を言い合うだけでなく、回顧録やノンフィクションを読み解くための「客観性の検証」や「執筆目的の分析」といった知的刺激に満ちたフレームワークを交えながら、一歩深い対話を楽しむことができます。特別な予備知識は必要ありません。
洋書ブッククラブで得られるもの
- 社会・ビジネスのテーマを英語で考える経験
- 「プラットフォーム経済」や「企業倫理」をめぐる最新の英語表現・語彙に触れること
- 世界のビジネスシーンで求められる、英語での論理的ディスカッションをする機会
- 課題図書を一冊読み切る圧倒的な達成感
英語を学ぶだけでなく、英語を使って世界と組織のリアルを理解する。そんな知的な挑戦をしてみたい方に、ぜひ参加していただきたいプログラムです。
こんな人におすすめ
- 巨大テック企業、IT業界の動向、またはプラットフォーム社会のあり方に関心がある方
- 企業の意思決定、組織文化、コーポレートガバナンスやESGに関心がある方
- 英語で単なる日常会話を超えた、知的で深みのあるディスカッションを楽しみたい方
- 一人では挫折しがちな骨太な洋書を、ネイティブのファシリテーターと仲間とともに読み切る経験をしてみたい方
課題図書の入手
“Careless People: A Story of Where I Used to Work. Power. Greed. Madness.” by Sarah Wynn-Williams
各自、Paperback、Hardcover、またはKindleをご準備ください。
発送に時間がかかる場合がありますので、お早めの調達をおすすめいたします。
なお、出版社や発行時期により内容に若干の差異がある場合がありますが、本質的に大きな違いは想定しておりません。下記のLINKの書籍であればどのバージョンでも構いません。
Paperback(Kinokuniya Online LINK)
Hardcover(Amazon LINK)
Kindle(LINK)
ご参考:Audible (LINK)
プログラム内容
1. Goal Setting 初回にプログラムを通じて得たい目標を言語化し、最終回に振り返りを行います。自身の成長を実感し、将来のキャリアや英語学習へのクラリティに繋げます。
2. リーディング課題 本書を4週間に分け、毎週約100ページ(各章が短いため、ストーリーを追いながらスムーズに読み進められます)を各自で読み進めていただきます。読み進めを強力にサポートする「音読会」もご用意しています。
3. 週次セッション(Zoom) 週に1度、オンラインで開催する1.5時間のセッションです。全て英語で実施されます。
- レクチャー&インプット: ディスカッションの道標となる、リーディング課題のおさらいや背景知識をファシリテーターから提示します。
- ディスカッション: 提示された視点を元に、ファシリテーターを囲み、メンバー同士で英語での意見交換を行います。
4. ディスカッションクエスチョンの準備(担当制) 参加者は、プログラム期間中に指定された特定の章の内容に紐づいた「問い(Discussion Question)」をいくつか作成する担当を担います。担当の章はプログラム初回1週間前にシラバスにて連絡いたします。
スケジュール
Book Club Program (Zoom/ディスカッション)
毎週火曜日 20:30〜22:00(各回1.5時間、全4回)
- 第1回:8月4日
- 第2回:8月11日
- 第3回:8月18日
- 第4回:8月25日
音読会 (Discord/リーディングサポート)
毎週水・木・金曜日 20:30〜21:45(各回1.25時間、全12回)
※夜の開催です。カメラOFF、耳だけ(リスニングのみ)の参加や、出られる回だけの参加でもOKです。
- 実施期間:7/29(水)〜 8/21(金)(全12回)
- 講師:ELC代表 Natsuko
- 内容:設定された課題ページを声に出して読み進めます。適宜、言語学理論に基づいたプロの発音・イントネーション指導を挟みます。最後に一言ずつ英語で本の内容や感じたことを自由に話すアウトプットの時間も設けています。
事前確認事項
- 【利用システム・アプリなど】 Zoom(プログラム)、Google Docs、Discord(音読会)を使用します。事前にアプリ等の設定をお願いいたします。
- 【催行人数】 最小催行人数4名、最大6名(少人数制で一人ひとりの発言時間をしっかり確保します)。お申し込み締め切り時点で人数が満たない場合は開講を見送る場合があります。音読会のみの参加枠は 10名です。
- 【キャンセルポリシー】 申込締切日の5日前までキャンセル可能です(所定の手数料を差し引いてご返金いたします)。万が一欠席された場合でも、セッションの録画アーカイブでいつでもキャッチアップが可能です。
受講料・プラン
- 【推奨】英語ディスカッション + 音読会 コース
¥35,200(税込)
ディスカッションセッション(全4回)と、すべての音読会(全12回)がセットになったプランです。
なお、こちらのプランをご受講の方は、8月に併催する“Hiroshima”(1週間完結プログラム ¥12,000)を¥8,800円でご受講いただけます。”Careless People”と”Hiroshima”をセット価格 ¥44,000 となります。 - 音読会のみ コース
¥6,600(税込)
まずは本を自力で読み進めるリズムを作りたい方、リスニング・リーディングの基礎力を鍛えたい方向けのプランです(全12回)。
申込締切:7月27日(月)24時
無料の個別Zoom相談会も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください 。
